理事長あいさつ
社会福祉法人 抱民舎
理事長 成田 春洋
1994年4月、小さな舟「ノーム号」を、無認可で漕ぎ出して、果てしない荒海に向かって進みだしました。目指すはノーマライゼーション島です。
多くの地域の方々や全国の後援会員の皆様に多大なお力添えをいただきながら、足掛け6年でようやく法人化することができました。
なんという幸運なことか、2000年3月には社会福祉法人 抱民舎の県知事認可をいただき、2001年1月に知的障害者更生施設(現「生活介護」)「であいの家あうん」を 定員20名での再スタートを果たすことができました。
旗印は「ノーマライゼーション」
なじみの地域でノーマルな暮らしを支援するシステムづくりが、そこから始まり22年目を迎えました。
何年たっても課題山積ですが、7事業所をフル稼働して約50名の従業員と共に、約70名超のご利用者様を受け入れ支援しております。
なんといっても通所事業の一押しは、毎日の話題がフレッシュで、支援内容やご利用者様の様子が、その日のうちに保護者様に届くというところ。
この2年間は「コロナ禍」のために大幅な行動範囲の抑制化があり、活動計画の「地域交流」や「社会参加イベント」や就労系では販売計画に沿ったイベントが軒並み減少という予期せぬ出来事が続いています。
何とか平常に戻れば、また活動を元に戻せるはずだと、希望の芽を育成中です。
さて、デジタルクリエイターの「対馬慎太郎様」にお力添えをいただいて、ようやく20年ぶりにホームページをリニューアルすることができました。心よりお礼を申し上げます。
これからは私たち自身の力でも新しい情報を更新して、皆様方のご訪問を心よりお待ち申しております。今後とも情報公開をしながら、法人活動の透明化を図るとともに、課題の刷新と内容の充実を図るべく努力してまいります。
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
2022年4月